とてもじゃないが、暑い!

小耳にはさんだ岐阜の気温が40度に近かったというのは、

本当のようで、考えるだけでくらっときそう。

今読んでいる本がこちら→

「古本屋探偵登場」紀田順一郎著。

古本屋探偵登場 (文春文庫 (394‐1))

古本屋探偵登場 (文春文庫 (394‐1))

  • 作者: 紀田順一郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1985/09/10
  • メディア: 文庫
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「殺意の収集」と「書鬼」の二編が収められており、奥付によると昭和57年8月三一書房『幻書辞典』の改題が1985年初版、2012年2刷で刊行されている。『ビブリア古書堂』シリーズの一端で発掘されたもよう。

帯には上記シリーズ著者の三上延氏より「愛書狂たちの凄すぎる争奪戦。これが古書ミステリーの本流です。」とコメントあり。

と、まあ、重要なのは裏側の「殺意の収集」あらすじをおさめた欄で、こんな強烈なセリフは聞いたことがなかった。

--「本探しの極意は熱意ではない、殺意だ」

これは津村恵三という広告代理店勤務の古書マニアの男がもつ哲学で、古書店の静かな空間から殺意、という単語が飛び出してくることに、しびれた!むろん、こんな哲学をもった人間が、どのような古書争奪戦を巻き起こしてしまうか、というのが肝でもあります。

今日からは二編目の「書鬼」を読み始めます。どうも、手にしたステッキの目印のところまで本を買わないと半狂乱と化す老人が出てくるという。暑さよりもこわい、古書マニアの気迫を楽しめるかと思うと今からわくわくしてしまうのであります。